12月に入った時はまだ寒くないと思っていたけれど、流石に月の半ばを過ぎればすっかり寒くなった。とはいえ、冷えるという予報だったはずの日、長袖Tシャツの下に綿の長袖インナーを着て、当然ながら上着を着て外を歩いていたら暑くて汗をかいてしまったので、わたしは何を着たらよいのだろう? 冬は服装の調節が難しすぎて嫌。職場は暖房が聴きすぎていて暑く、インナーのキャミソールとカットソーで過ごしている。ライブの日に長袖インナーを着るとライブ中に暑くなりすぎると悟っているので、外にいる時間が長くてもいつも通りインナーをキャミソールにしているのだけど、開場を待っているときはちょっと寒い思いをしている。
新詩集の原稿をお送りした方から、「本格的に読むのはこれからだが、ソネット形式で詩を書いてみたらよいのではないか」というご意見をいただいた。自分では思いつかないことだった。定型は苦手だけれど俳句や短歌と違って、14行(4・4・3・3)という決まりしかないので、やれないことはなさそう。やってみて合わなければやめればよい。というわけで、谷川俊太郎の『62のソネット』を一通り読み、読み進めつつ書き始めてみた。意外と書けるし、14行と決まっているから説明や結論といった余計なことを書いている場合ではなく、書いてみてこれは完全に余計と思う行があり、この連にはあと1行必要だと思うと出てくる言葉があり、いつもとは少し違った感覚で書いている。水をテーマにともあって、それは意識しなくても出てくるものだから難しく考えずに済んでいる。
日記をつけようと思っているのだけれど、なかなか毎日書くことがないというか、書く気力がない。思い出した時にノートを開いて書いている。結局詩にすることで、わたしは忘れたくない日常を残しているのだと思う。
この調子だと、エッセイ+日記の本の第2弾を出すとしても、来年は厳しいかもしれない。最近ノートに日記を書いている日は「何かがあった日」だから、抜粋するにしても内容が偏っている。肝心の普通の日の記録が少ない。という反省に立ち、来年のわたしへの要望:毎日数行でいいから書いて欲しい。ごはんが上手く作れたとか、本を読んだとか、仕事が忙しかったとかそういうことを。つられて考えたことや感じたことが出てきたら、お得な感じがする。