2022年のまとめ

今年も残るところ1日半、自分で引き起こしたとはいえ仕事面が激動の1年でした。詩はあまり変化なくやっています。例によって、時系列ではなく出来事別に振り返ってみます。

★仕事と生活

2月に引っ越し、4月に立場が変わり、7月に転職活動開始、10月に転職と忙しなかった。長いこと前職への違和感があって、それに目を瞑り続けるのが苦しくなったので、年齢的にもほぼ未経験で転職する最後の機会だろうと思い、転職活動を始めたところ、めちゃくちゃスピーディーに決着した。障害者枠なので、お互い探り探りという感じはありつつ、無事に年末を迎えた。

生活面は近所に馴染みのお店などを作りたいなと思いつつ、それができていない。「町の本屋さん」を探しても近くにはないし、ブックカフェはちょっと雰囲気もコーヒーの味も通うほどではないと思った。カフェに関してはチェーン店があるので、結局そこへ入ってしまいがち。縁もゆかりもない街に、利便性と雰囲気が気に入ってやってきたので、ゆるくていいから何か繋がりを持ってみたい。

★推し活

生活を圧迫しない程度に、ミュージシャンを追いかけることも続いている。本当にただ歌声と曲調が好きだ、という理由だけで聴いている。飽きるのかなと思ったのだけど飽きない。ライブも行ったし、ファンクラブの更新もしたし、年明けのファンクラブ限定ライブも当選した。ライブで聴く歌声は音源の何倍も素晴らしいし、「ここで今音楽を浴びて、同じ空間を作っている」という感覚が楽しい。あと、大きな夢を持って叶えるために進んでいる姿を見ると、勝手に励まされて、自分ももうちょっと詩を頑張ろうと思う。

それから、10年以上ぶりに連続ドラマを全話見た。Silent。ネットで手話サークルを調べている時に、今期のドラマに手話を扱ったものがあるという話題を見かけて、Tverで見たのが始まり。手話も上手いし、演技力もすごい。特に、泣きの演技が凄まじい。あと、手話と日本語が両立しているというか、対等の“言語”として扱っているとも思った。聴覚障害者を“音が聞こえない・声で話せない可哀想な人”と見るのではなく、“音声言語ではない、違う言葉を使って生きている人”というような表現をしていると思った。それは、障害の有無に関わらず、みんなそれぞれ”違う生き方をしている”ということであって、障害者はその”違い”が見えやすいということなのではないか。よいドラマだったので、思わずシナリオブックを買った。

★詩

こちらは低め安定という感じだった。原稿依頼をもらうことはなかったけれども、自分で淡々と書いていた。ネットプリントは、あまり自分には合わないと思ってやめた。それで、webに載せようと思った詩はサイトの「詩」のページで更新する方式に戻した。

私家版詩集を作ることも個人詩誌を作ることもなかった。次の詩集に関しては引越し代に貯金が消えたのもあって、進捗はほぼない。一応並びを考えて、タイトル案を出した。明日までに書いた詩で構成することを決めているので、来年の早いうちに再度見積もりを依頼したい。できれば、9月の文学フリマ大阪で販売したい。

詩を書いた数としては、ノートに書いたあとデータで清書したものは31篇、完成したと思えたものはもっと少ない。月に約2.5篇だから、昨年に続いて、自分としてはあまり書いていない1年だった。わたしはたくさん書いて、よいと思ったものを残す書き方をするので、ある程度数を書かないとよいものも残らない。ボツになるとしても、週に1篇くらい書いておきたい。

12月に合評会を主催した。ネットで参加者を募って、誰ひとり来なかったらどうしようとか、来てもらっても盛り上がらなかったらどうしようとか心配していた。実際は、自己紹介と雑談から始まってよい雰囲気で話と合評ができたと思う。自分の負担が過重にならない頻度で続けたい。

★まとめ

生活面を再構築する1年だった。新しい家にも新しい職場にも慣れたので、来年はもう少し動く年にしたい。ひとまず、1月15日日曜日に文学フリマ京都へ出店する。その辺りの予定や目標についてはまた別の記事で。